Raspberry Pi でデジタルサイネージ

前回書いたのが、ちょうど1年前。
忘れた頃にしか書かないブログだったりする訳ですが・・・

親戚のじいちゃんが、グループホームから介護付きの施設に移る事になり、そこでつかっていた、AQUOSが浮くとのことで、私の手元に転がり込んできました。

そして、私の手元には、息子が遊び飽きた Raspberry Pi B が転がっていたので、
This is a Raspberry Pi !
This is a AQUOS
Woo!
This is a Digital Signage!
ってことで、構想5分、製作半日という感じでやってみた。

Digital Signage って(動画をながせるのが特徴なのだがw)要するに、スライドショーを連続して再生し続ければオッケーな訳です。

Google先生にアレコレ聞いてみると、どうやら Raspberry Pi の スタンダードOS である Raspbian から apt コマンドでインストール可能なアプリに、 eog という画像ビュワーがあり、コマンドラインの起動オプションで 指定したフォルダの中にある画像ファイルを、スライドショーでひたすら表示し続ける事ができるそう。

基本的にサイネージを置くショーケースは、レーザー加工機の奥になるので、スイッチのオンオフや、ラズパイのUSBにキーボードを繋ぎに行ったり、USBメモリを刺しに行ったりするのは、いろいろモノをどけたり、アクロバティックな移動をする必要があるので出来るだけ避けたい。
そして、私が朝イチに工場に行くとは限らないので、時間になったら勝手にスライドショーが始まって、時間になれば勝手に終わるような仕掛けにしたい。

そこで、作戦はこう。

1)eogをインストール。
2)eogで表示させるフォルダは、ネットワーク経由で画像ファイルを置けるようにする。
3)モニタの電源も、コマンドでオンオフしたい。GPIOでSolid State Relay をコントロールする。
4)メンテナンスも、できるだけリモートでしたいので SSH も立ち上げる。
5)電源を入れたら、eog がスライドショーモードで起動するようにする。

まず、1)は言うまでもなく簡単に片付いた。
#apt-get install eog
これ一発でOK。 とはいかず、息子が遊んだ後だったので、
#apt-get update
というおまじないが必要だった。

2)も1)同様に apt-get コマンドで片付く。
#apt-get install samba
とりあえず、F/Wの内側のプライベートネットワークに置く端末なので、IPアドレス制限のゲスト書き込み許可設定した画像フォルダを作る。ここに、サイネージとして表示させるファイルを、リモートから書き込むようにする。

とりあえずテスト用に画像を適当に置いてみて、
eog -s -f /SLIDE

await not found. と言うエラー・・・

ネットの書き込みを見ながら作業するとよくある話なのですが、「なんで我がとこの環境だとエラーになるねんな…」 と・・・

ひとまず次ぎに続く…